大切なものは何か?が問われていると思う ~舞洲問題に思う~
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近年、セレッソファンの間でホットな議論になっている、
練習場でのファンのマナーについて。
個人的には、今年練習場見学に行ったのはシーズン序盤の1回だけで、
最近の状況を見ていないので、あんまりえらそーに言えないんだけど、
人気が出たってことで、様々な問題が出ているようですね。
問題を大きく分けると2点あって、
1.選手に対するデメリット
2.ファン同士でのトラブル
かな。
1について、具体的に聞こえてくるのは、
※(⇒以下は問題に対して、聞こえてくる意見です)
・ファンサービスのせいで、選手の着替えや、マッサージまで時間がかかり、選手のコンディションに悪影響を及ぼすのでは?
⇒プレイヤーズファーストって言葉を知らんのか!そもそもファンサービスをやめるべき!
・サインをもらう時に、お礼を言わない、礼儀に欠ける行動をする。
⇒ミーハーなファンは排除だ!
・「なんて名前?」とか「ポジションどこですか?」とか、直接選手に聞いたり、聞こえる距離で言ったりする。
⇒ファンじゃないなら来るな!
・リハビリ中の選手にサインなどを強要する。
⇒サインなんかもらってどうするの!?
・選手を友達感覚で扱う。
⇒おまえなにさまじゃ!
2については、
・写真を撮ってるときに割り込んでくる。
⇒ちゃんと自分でお願いしろ!
・サインを待っている列に並ばない。
⇒ちゃんと並べ!
・選手とじっくり話すことができない
⇒昔はよかったなぁ。。。
などなど、
外野(ポジションはライト)の僕でも、「それはちょっと。。。。」ってことが含まれている気がします。
で、こういう現状に対して、
クラブからは「試合前日はファンサービスをしない」という措置がとられました。
(たぶん、バスの出発が遅れて、ひこーきとか、新幹線に乗り遅れるから?)
もしかしたら、この状況が続くと、前日以外にもさらなる追加措置が取られるかもしれません。
では、練習場の「あるべき姿」とはどんなものなのでしょうか?
「あるべき姿」を考える前に、まず立ちどまって考えたいのは、
「見学者は多いほうがいいのか、少ないほうがいいのか」
という問いです。
さらにいえば、「見学者」とひとくくりにしてしまうのかも問題かもしれませんね。
「見学者」の中にも、
【年数】で区切ると
1.長年クラブを応援している熱心なファン
2.ここ1年から3年で応援しはじめたファン
3.1年以内で応援しはじめたファン
4.話題だから見学に来た人
【見学頻度】で区切ると
a.1週間に1回は来ている
b.1ヶ月に1回は来ている
c.1年に1回は来る
d.初めて来た
と、4×4の16通りの人がいるとしましょう。
今までのセレッソは、見学者自体が少なく、
また、見学者の方も、4-dパターンの人なんて、ほとんどいなかったんじゃないでしょうか。
で、ここ最近は、16通りの人がまんべんなく来るようになったので、
今まではおこらなかった現象がおきている。
そんな気がします。
だから、4-dのパターンの人がダメ!排除すべし!とかじゃなくて、
逆に、ほとんどいなかった4-dの人が練習場に来て、
選手との距離の近さのおかげで、熱心なファンになった、ということも充分ありえる話だと思います。
「ファンと選手の距離が近い」
これがセレッソの練習場の魅力であり、諸々の問題の原因だと思います。
では、改めて「理想の練習場」とはどんなものか?
個人的にはやはり、プレイヤーズファーストの考え方です。
ただ、「見学者」は多ければ多いほど良いと思います。
そのほうが、選手にとってもモチベーションを高くトレーニングに挑めると個人的に思うので。
しかしながら、「見学者」と「選手からファンサービスを受ける人」は分けるべきかな、と思います。
「選手にとって最高の環境でトレーニングでき、見学にきたあらゆる層の「ファン」が「来てよかった」と思える。」
そういう思想でルール作りができれば、と思います。
具体的には。。。
・練習終了後にファンサービスを受けれるのは、ファンクラブ会員またはセレッソ大阪のサッカースクール生に限る(プライムはさらに別枠)
└しかも混雑が予想される日は事前予約制
└ファンサービスの時間は選手の着替え終了後
・ファンクラブ会員以外の見学者の方向けに、練習場限定の直筆サイン入りグッズや、フォトを販売する。
かな、と思います。
みなさんにとって、「理想の練習場」とは、どのような姿でしょうか。
機会があれば、いちど考えてみるのも良いんじゃないでしょうか。
では、今日はこのあたりで。