SAKURAシートからセレッソ大阪を見守るブログ

元ゴール裏住人が、選手に一番近いSAKURAシートからセレッソ大阪を見守るブログです。普通の人よりセレッソ大阪を好きだけど、人生をかけるほどではない。単に好き。それ以上でも以下でもない。

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コロナが明けたら

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2022シーズンの年間チケットの発売額が発表された。

 

www.cerezo.jp

 

セレッソは他クラブと比べて、客単価(=入場料収入÷入場者数)が低いのは気になっていたし、んなこと営業担当者は把握しているだろうから、新スタジアムの段階で値上げはあるだろうな、と思っていた。

 

しかしなんでこんなに差が生じるのかは謎だった↓

(計算間違いとかあればご指摘ください)

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【2019年度Jクラブ客単価】

我がクラブ:1,850円

札幌:2,441円

仙台:2,416円

松本:2,347円

清水:2,745円

名古屋:2,601円

G:2,647円

神戸:3,448円

 

【2020年度Jクラブ客単価】

我がクラブ:5,677円

名古屋:8,393円

G:9,649円

神戸:12,267円

 

※算出方法/根拠

入場料収入÷年間観客動員数

 

・入場料収入(クラブ個別経営情報より引用)

aboutj.jleague.jp

 

・年間観客動員数(Jリーグデータサイトより引用)

data.j-league.or.jp

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年間チケットについて、大人料金の値上げもさることながら、小中学料金の値上げが予想以上だった(以前の小中学生料金は大人料金の1/5 ※SAKURAシートの場合、大人75000円 小中15000円でした。来年、小中学生は大人の半額)

 

我が家は、以前は1家4人分購入していたが、新スタジアムになって私と息子氏の2人分に購入席数を減らした。まぁ私の甲斐性のなさもあるのだが。

 

私たちが子どものころと違って、サッカーに興味のない親も「セレッソ大阪」の名前は知っているし、スクールにも通わせている。「入場料を安くして普及させる段階」から「赤字を出さない段階」に進んだのかな、と邪推する。

 

サッカークラブの社員の給料は安い(労働環境はかなり過酷だと聞く)というし、クラブとしても親会社に甘えるのではなく、独立採算でやっていかなあかん、というスタンスなのかもしれないし。

 

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【推定社員数(出向・派遣は除く)】

我がクラブ:54名(うち社団 18名)

名古屋:49名

G:45名(門真サッカースクール陸越を含む)

神戸:54名

 

※根拠↓

www2.nenkin.go.jp

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毎週末スタジアムで一家団欒はできなくなったけど、それも時代の流れかなぁとか思ったりもする。

気軽に観戦できない値段設定になっているのも気になるが、そのあたりは大丈夫という判断なのだろう。

 

と、ここまでつらつら書いたが、値上げの理由を自分でいろいろと調べて、邪推しなければいけない現状が哀しい。

どうせ反発はあるだろうけど、クラブからの説明が欲しいと思ったのは、私の甘えなのだろうか。

 

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コロナが明けたら、「SHINJIシート」や「INUIシート」は復活するのだろうか。

復活したら、ひとり親世帯や、生活困窮世帯の子どもたちを招待してあげて欲しい。

1回だけじゃなく、年に何回も。

(以前問い合わせた際には、クラブとしてもいろいろなご苦労があるとご教示いただいたが)

 

調べたら、大阪市だけでも、ひとり親世帯は4.2万世帯あるようだ。

 

(出典:大阪市のひとり親世帯の現状

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000501/501651/2shou2.pdf

)

 

取れるところから取って金儲けしてくれても良いが、

Jリーグ百年構想の理念を、スポーツの持つチカラを、体現できるクラブであってほしい。

 

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お会いしたことも話したこともないけれど、

小さなお子さんと奥様を遺し若くして逝かれた、

ゴール裏ULTRAの方に思いを馳せながら

そんなことを考えた。

 

セレッソ大阪とご家族と仲間を愛し、

たくさんの方に愛された漢の、

突然のご逝去の報に際し、

謹んでお悔やみ申し上げます。