SAKURAシートからセレッソ大阪を見守るブログ

元ゴール裏住人が、選手に一番近いSAKURAシートからセレッソ大阪を見守るブログです。普通の人よりセレッソ大阪を好きだけど、人生をかけるほどではない。単に好き。それ以上でも以下でもない。

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山口に呼ばれた気がしたので!

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※客観的に見ると、なんとも言えない気分になるね!(撮影ありがとうございます)  急遽参加することになったレノファ山口戦。旅行記も兼ねて、現地の様子をしたためましたので、ご笑納いただければ幸いです。また、一部下品な表現があるので、お食事中の方は自己責任でお願いします。  <誰が見ても明らかに大一番>  ショックな敗戦のうえ、サポーターによる居残り、サポーター内でのイザコザ、クラブからの声明文など、その後のバタバタで、どうにもこうにもイヤな雰囲気に陥った我がチーム。YouTubeに居残りの動画がアップされているみたいですが、見ても愉快な気持ちになれない事確定なので見ない。メンタルのリスクマネジメントは重要!  チームの日程を見ても、山口、松本、金沢と、苦手なタイプのチームとの対戦が続き、試合間隔も、中3日、中2日という「なんの罰ゲームやねん」状態。  という訳で山口戦は、  1.どん底のチーム状態  2.最悪なファン・サポーター界隈の雰囲気  3.苦手なタイプかつ前回は惨敗したチームとの対戦  4.超アウェイな環境  という4重苦が予想されるドM、もとい、セレッソファンにはたまらない試合。  山口に勝てれば、逆に「まだまだいけるやん!」という雰囲気になるやん!という、ベッキーさんばりのレッツポジティブ思考に至った瞬間に、どこからか長州藩が僕を呼ぶ声がする気が・・・。  「時間的(家庭の事情&仕事の都合)にも金銭的(iPad proと予期せぬ出費の数々)にも、余裕ないからやめといたほうがいいよなー」と「でも、ここは大きな山場だよなー、いきたいなー」との葛藤のなか、自分を戒めるべく「宿(お盆だから空いてないはず!)」「新幹線(以下同文!)」を調べて、「ほーら、やっぱり無理やん」的な結論に持っていこうと、いんたーねっとをサーフィンしていたら、新山口東横インに空室が!かつ、我が家族が乗車予定ののぞみ号のすぐ後のさくら号が奇跡的に空いている!という状況が判明し、「これは山口が来いっていってるな」ってことで、厳しい現実に目をつぶる勝手な超解釈をし、自分のなかのリトルもりふみの声に従うままに、山口へGOすることに。  image
※家族が乗ったのぞみを見送り  image
※さくらに乗車  image
※快適すぎて爆睡。ふと目を開けたら横に車販のワゴンがあってマジでビビったよ!  image
※コンセント使わないなら貸してほしいけど、横のおっさん寝てるしな、の図  <まさかのステキな お・も・て・な・し>  新幹線の車中で、普段からお世話になっている方から連絡があり、不思議なご縁で、新山口駅に声の素敵なこの方がお迎えに来てくださいました。 image
レノファ山口のスタジアムDJ・吉永達哉さん。実はうすーくだけど仕事でも先輩だったりする。  吉永さんにスタジアムまで便乗させていただくだけでなく、買い物に付き合っていただいたり、市内の観光名所を案内していただくことに。  image
※国宝瑠璃光寺五重塔  image
※枕流亭  image
※サビエル記念聖堂  image
※おみやげ(山焼きだんごと小野茶)もいただきましたですよ。  初めてお会いするにも関わらず、人見知りの僕の逆張りハイテンションにも本当に親切にしていただいて、感激のあまり嬉ションしちゃうかと思いました。車のシート汚したら目もあてられなくなるので、しなかったけど。  <はじめて げーふらつくったよ>  大一番だし、購入できたチケットがゴール裏だけだったとはいえ、せっかくの応援らしい応援ができる席なのでゲーフラでも作成しようかと。最初は「運命共同体」や「共闘」など、メッセージ性の強いものを考えてたんだけど、選手もファン・サポーターもそんなこと言われんでもわかってるやろうから、どうせならガチガチの状態を適度にリラックスできるようなメッセージだよね。ってことで「大阪維新」って言葉を思いついた私。ただ、さすがに本場に失礼なのと、政治的要素が絡むのと、「そもそも住民投票否決してるやん!」って突っ込みが入る事必須なので、却下。  で、作成したのがこちら。  image
※補足  ・Rioリオ五輪柚木ティナさんにかけてます。夏休みにお世話になりますよね。  ・2番目は、捕獲の困難さ、話題性、監督能力でやっぱり大熊さんだよねって意味です。  完成したげーふらを某ライターさんに見せたら、「最初は良いとおもったんですけどね・・・笑」と言われちゃいました。  <死人がでる暑さ>  この日の山口の気温は日本で一番高いとか。最初は気にならなかったんだけど、日よけがないのと、飲料購入場所が人に対して明らかに足りてない&不便なので、あたまがクラクラしてきて熱中症気味に・・・・。暑さで脳がやられて脱糞するかと思いました。嬉ションしたり、脱糞したり、前から後ろからってやつですね。大忙しだ!  image
※運営の不備に対する不満も思ったり聞かれたけど、初めての事態だから対処しきれんよね。。。。  <予想以上にさみしい・・・・>  吉永さんとお別れしたと、急にさみしくなる私。基本的に1人大好きなのですが、吉永さんの聞き上手っぷりとのギャップと、山口の暑さで、体力とメンタルが低下し、寂しさはMAXに。  image
※ヤンマースポットを発見し、しばしほっこり。(ただ熱い)  開場直前にようやくお知り合いを発見するも、すぐに入場時間に。  入場したものの、90分応援できる体力なんてないし、座って観戦したいけどゲーフラあるし、真剣にやっているゴール裏の中心の方の横でふざけたゲーフラ出すのもあれだし、負けたときに中心部の怖いお兄ちゃんたちの近くにいるのもヤダし、ってことで、端っこを確保してもらうことに。  途中、「みんなでやりましょう!」って呼びかけがあったけど、申し訳ないけど現状維持。物理的には離れてるけど、応援する気持ちは一緒って事でご容赦を。  ただ、他の席からあぶれたレノファの方が周りにいたことで、完全に変人扱いな目線。まぁ慣れてるからいいけど。  そして芝生席ということで、アリさんが大量発生。人には不人気だけど、なぜかアリさんには大人気の私。アリさんになぐさめてもらう私。  ビールでテンション上げようかと思ったけど、呑んだら完全に脱水症状起こすと思ったので却下。あと、ゲーフラってこんなにも重いもんなんですね。ファンになって20年だけど、まだ気付けることのある幸せ。翌日になってもまだ手が痛いわ。  image
※モノクロにするとにじみ出る侘び寂びのココロ <百聞は一見にしかず>  さて、応援ですが、横浜戦のあと、いんたーねっとの世界ではものすごく荒れたので、どうなることかと心配していたのですが、なんてことはない。勝利に向けて一致団結。さすがに大熊さんへの拍手はまばらでしたけどね。  まぁ、中心部の人のポジティブな巻き込み力がすごいのはあるけど、正直いんたーねっとの世界でのあれだけの大混乱はなんだったんだって感じ。  ネットの影響力や、ネットとリアルの分断が叫ばれて久しいけど、ことサッカーに関していえば、ネットの情報ってのはあくまでも「参考」にしか過ぎないんだな、と。直接影響力を及ぼすのは「生の声」だな、というのが実感。  ネットは手軽で、顔が見えなぶん、「安全」だけど、「届きにくい」なぁって。やっぱり現地に行って、「見て」、「聞いて」、「感じて」でしか、わからないことってあるんだなと。そうじゃないと議論するにしろ「同じ土俵」に立てないなぁと。逆にネットでしかわからないことももちろんあるけど、「深さ」「濃さ」って意味では、やっぱり「現場重視」だよなぁ・・・と痛感しました。  モロにネット寄りの私ですらそう感じてしまったんだから、実際に闘ってる選手や監督なんか、より一層ネットへの重視比率って低いんじゃないでしょうか・・・  少なくても私が感じた限り、山口戦の応援は一体感があるものでした。やっぱり「遠方のアウェイ」に「自らの意思で来る人」の「集まり」だから、細かい点で相違はあっても、ベクトルが一緒になりやすいんでしょうね。じゃあ、次のホームの松本戦は?って話。ホームよりアウェイの方がホームな雰囲気とか、どんなシャレだよ・・・・。  <気持ちのこもった熱戦>  試合内容については皆さんのご覧のとおり。最初は気持ちが入りすぎる点もあったけど、ペース配分も考えられてたし。ケンユーはもうチームの中心ですよね。シャケはサイコ―の飛び道具になってきたかな?  個人的には玉田さんと一森くんの駆け引きを、目の前で見れたのが収穫。  蛍のゴールも素晴らしかったけどね!  <温かさと選手へのリスペクトにあふれたレノファのスタジアム>  image
※人が多い  エルゴラの小田さんがtwitterでも言及されてましたが、セレッソの選手が倒されて起き上がるたびに大きな拍手が湧き上がるスタジアム。これには正直驚きました。正直、アウェイの威圧感は仙台ほどは感じませんでした。まぁ点が入れば違ったのかもですが。  前述の吉永さん曰く、「試合に負けて、『悔しい』っていう感情が起こること自体、今までの山口の生活ではなかったことですから」。これにはなるほどなー、と思いました。そういう意味では、都市部より地方の方がより「運命共同体的な一体感」は出せるのかもしれませんね。(ちなみに余談ですが、「セレッソファンが居残りをした場合、セレッソファンにおにぎりでも出した方がいいのかな?」なんて話が出た模様。どこまで冗談でどこまで本気かわかりませんが。)  ただ、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、チームスタッフの人が声をあげて悔しがってました。良くも悪くも発展途上なレノファ山口の今後が本当に楽しみです。  <いよいよ大事な次節松本山雅戦>  試合後はホッとしたってのが素直な感想。そしてみなさんの笑顔が見れたのも収穫。ただ、まだまだ厳しい戦いは続くわけで。  さて、山口に勝利して、他のチームが足踏みしたことで、より一層大事になってきた松本戦。アウェイゴール裏が先に売り切れるという事態ですが、山口戦がいい形で終わっただけに、なんとかその流れで行きたいところ。どうせ勢いと気持ちで行くしかないんだから、今までのホームスタジアムの雰囲気の問題だった「失点すると意気消沈しちゃう」「残り時間が少なくなるにつれ、声援よりヤジが多くなる」「流れではなく、一試合単位でしか見れない」っていうのを打破するにはどうすればいいのか。「誰か頼み」ではなく「ひとりひとりの自覚」が本当に大事だよな、と。  アンチ大熊さんも多く来られるだろうけど、アンチな気持ちと情熱を、「辞めさすこと」ではなく、「謎采配を止めること」(キレて退席させる的な 笑)に注いでもらってもいいのかな、と思ったり。少なくても試合中はね。  まぁ、先述の「リアル」と「ネット」の分断に話にも通じるんだけど、少なくても試合中は「ネット」へ注ぎこむ力を、少しでも「リアル」に振り分けたいな、と自戒を込めた次第です。  image
※人数と質 <おまけ>  image
※本当に列車が来るのか不安になる駅  image
※来たら来たで、壊れないか不安になるボロイ車両。  image
※朝イチでエヴァ新幹線!  まぁ、勝利したことでメンタルの負担はそれほどではないと予想されますが、身体的負担は相当なものになると思われる松本山雅戦。ターンオーバするのかしないのかはもちろん重要ですが、疲れた選手を奮い立たせるのはファン・サポーターでもできること。そのあたりを再確認したうえで、松本戦に挑みたいですね。  ではでは今日はこのへんで。 ※幕末が好きです。特に高杉晋作が好きです。