「勝てばサポーター、負ければ観客」 - SAKURAシートからセレッソ大阪を見守るブログ

「勝てばサポーター、負ければ観客」上記は、サッカー批評かなんかの雑誌で元日本代表の北嶋秀朗選手が、昔所属していたクラブのサポーターの方々の当時の状況について述べたものだったと記憶しています。それが正しい認識なのか、いまはどうなのか、は置いておいて、「選手からはこう見えているのか。」と、妙に新鮮だったのを覚えています。先日書いた「選手は耐えている。僕らはどうだ？」という記事について、コメントをいただきました。僕は、少なくてもブログのコメント欄は「議論」には不向きな環境だと思っているので、個別にコメントは返しませんが、「なるほどなぁ」と納得できる部分、「解釈の相違だなぁ」と思う部分があり、大変参考になりました。改めて、ありがとうございます。で、改めて考えたのが「サッカーの面白さ」というのと、「自分が何を求めているのか」についてです。「サッカーの面白さ」については素人の僕が思いつくだけでも、・結果　　└試合勝敗　　└ゴールの数・選手　　└プレー（技術や選択など）　　└気持ち　　└成長度・監督　　└選手起用　　└選手交代などの采配・チーム　　└戦術（どのような闘い方をするのか）　　└一体感（連携はどうか、やりたいことは見えるか）・試合内容　　└質の高いプレー　　└攻守の切り替えの早さ・応援　　└応援が楽しいか　　└仲間の存在など６つの大項目と13つの小項目があり、（これ以上ある方ももちろんいると思いますし、切り分けが適切かという観点も。。。）さらに、ここに「時間」という観点（シーズン、前の試合、90分）も加わりますよね。もっと言えば、試合観戦に限定しなければ、もっともっと楽しみ方は広がります。（収集がつかなくなるので、ここには書きませんが。。。。）と、いうわけで、「サッカーって本当にいろんな楽しみ方がある」し「どの切り口でもそれなりに楽しめるスポーツ」だと思います。　次に「何を求めているか」についてですが、結論をいうと、僕はあんまり「結果」というものを求めていなくて、（もちろん、勝てば嬉しいし、ゴールが決まれば気持ちいいけど）その理由として２つあって、１つめに「やるのは選手だし」ってとこでもあり、「選手は俺よりうまいわけだし」ってのもあり、「プロなのに、負けて悔しくない奴なんていないよね？」という選手に対しての前提と、その前提を信じるしかない制約条件。（つまり「結果を出すのは選手以外できない」という点）２つめに、「結果」と「内容」と「選手の気持ち（姿勢）」は必ずしもリンクしない、というサッカー自体の面白さと奥深さ（場合によっては非情さ）があるからです。じゃあ僕が何を求めているのか？については、・ワクワク出来るかどうかなんですよね。選手（敵味方問わず）のプレーにワクワクすることもあれば、試合内容にワクワクすることもありますので、一概には言えませんけどね。そういう意味で、僕は自分を「チームを勝たせるためのサポーター」ではないと思っているので、自分をセレッソサポーターと名乗ることはないです。単なるセレッソ大阪が好きな人、ですね。（それについても自分の中で異論はありますが）じゃあ、サポートって何？っていう点については、セレッソを好きになって10年以上たつ今でも、答えが出ていないわけで、ただ、「これだけはしないようにしている」という事は明確で、「選手へのネガティブなアクションはしない」（ブーイングや、選手に罵声を浴びせるなど）なんですよね。なぜそれをしないのか、についての理由はさらに明確で、 1点目は、「選手の顔が見える」という点。例えば、集団競技をしたことがある人ならご理解いただけると思いますが、自分のチームメイトに罵声を浴びせれますか？という話です。さらに言うなら、練習場や、有料イベントで、選手を「生身の人間」として接することができる点も大きいのかな？と思います。あとは、スタジアムの席種が思いっきり選手の表情が読み取れる　笑そりゃあ僕だって、腹の立つ試合内容をされるときもあります。そういう場合は、試合が終わった瞬間にスタジアムをあとにし、海外サッカーを見て、気分を切り替えます。（現実逃避ですね　笑） 2点目に「お金を払って試合を見ている」という意識の欠如ですね。もちろん、僕は年間安くないお金と貴重な時間を、セレッソ大阪に対して使っています。けど、それは「セレッソ大阪が好き」と「サッカーが好き」だから使っているのであって、少なくても、「勝つこと」や「ゴール」を期待して払っているわけではないのです。だから、「ホームで勝ってない」と言われても「？」だし、（もちろん、それがあれば嬉しいことは限りないけど）アウェイで勝ってんから別にいいやん、と思ってしますのです。じゃあなんでセレッソが好きなの？と言われれば、「地元のチームだから」としか答えようがない現状です。と、いうわけでまとめると、「サッカーはとても奥深い、だから面白いスポーツ」「サッカーの楽しみ方はひとそれぞれ」「内容や選手の気持ち（姿勢)が結果に必ずリンクするとは限らない」「結果について、やるのは選手だから、応援するものはサポートするしかない」「サポートの仕方については、いろいろな方法があるし、何がいいのかまだまだ答えは模索中」という感じですかね。あと、僕がこんなにも今のチームの現状にのんびりとしているのは、「目先の勝ち点を得ようとしていない」という点でしょうか。とにかく目の前の勝ち点３が欲しいなら、内容なんかガン無視のサッカーをするという選択肢もあるわけですからね。そうではなく、「継続して勝ち続けるためのチーム作りの過程」ととらえているので、勝てなくても我慢できるのかもしれません。と、言う訳で、長々と書きましたが、現状を憂いている人も、ムカついている人も、特に何も感じていない人も、むしろ楽しんでいる人も、欲しいのは勝ち点３！今日の新潟戦、ＮＩＣＯＳシリーズの開幕戦ということでぜひとも勝ちたいですね！現地組の方、魂送るのよろしく　笑ＰＶ観戦の方、呑みすぎて喧嘩しないように　笑家で観戦の方、チャンネル権争いに勝てるように祈っています　笑生で観戦できない方、携帯電話の充電には気を付けて　笑ではでは今日はこのへんで。 Enjoy Our Football !!