僕が「Diego × CEREZO FOREVER」という幕を作った理由
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ディエゴ・フォルラン選手の退団が公式にリリースされた。 と、同時にディエゴ自身のコメントも掲載された。
以下引用
■フォルラン選手コメント
「この1年半は、本当に素晴らしいものでした。応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。僕自身も、そして妻も日本の皆さんからいただいた愛情やおもてなしには、感謝の気持ちでいっぱいです。日本はとても素晴らしい国です!機会があれば、是非将来、日本に帰ってきたいです!最後に、サポーターの皆様そしてクラブにとって、J1復帰という最高の結果が訪れるよう、これからもセレッソのことを応援しています。ありがとうございました」
このコメントを見て、
「さみしい」というよりも「ホッとした」という感情が湧いてきた。
W杯MVPプレーヤーからしたら、
この1年半は決して納得できるものではなかったはずだ。
昨シーズン後半は、ほぼ試合に出場することもできず、ベンチ外という試合も珍しくなかった。
チームはJ2降格し、フォルランは戦犯のような扱いをされた。
今年も、J2得点ランキングトップにもかかわらず、所属チームから契約延長のオファーをされなかったわけで。
それにも関わらず、冒頭のようなコメントだったから、心底ホッとした。
そう考えてみると、
昨年のメッセージアルバムにしろ、
今年の「Diego × CEREZO FOREVER」幕にしろ
僕の行動は、
フォルランという偉大な選手に、
自分の愛するセレッソ大阪というクラブを、
嫌いになってほしくなかったが故なんだな、
と改めて思う。
そもそもこの幕を作った当初の目的は、
⒈ディエゴ・フォルランに気持ちを伝えるため
⒉セレッソとディエゴ・フォルラン、さらには世界に良い印象をもってもらうため
⒊後世のファンに語り継ぐため
だった。
補足すると、
⒈について
ちょうど、幕をデザインし始めたGW前は、
最初に「フォルラン契約夏まで」の記事が出た頃で、
願わくば、
「条件を落としてでも契約延長してほしい」
それが無理でも、
「サポーターが契約延長を望んでいること」
を伝えたい。
という意図だった。
その根底には、
「何もしないまま、偉大な選手とサヨナラしてたまるか」
という「フォルラン選手へのリスペクト」と、
「僕らの愛するクラブを嫌いにならないでほしい」
という「クラブ愛」があるのだと思う。
⒉については
世界的に影響力のあるディエゴ・フォルランという選手が、
セレッソというクラブに好印象を持ってもらうことで、
将来クラブに良い効果がもたらされれば良いなと、思った。
たとえば、
ウルグアイ代表の選手を獲得するとか。。。。
世界に向けてセレッソ大阪をPRするとか。。。。
⒊について
将来セレッソファンになるであろう自分の子供たちに、
ディエゴ・フォルランという偉大な選手が、
自分たちの愛するクラブにいてくれたこと、
そして数多くのスーパーなプレーで魅了してくれたこと、
にもにもかかわらず、クラブの成績が振るわなかったこと、
そういうセレッソというクラブの歴史のいち側面を、
「形あるもの」で残したい、
と考えた。
2.3についてはともかく、
1については、目的は達成できたのかな、と思っている。
繰り返しになるが、あらためて僕にとって1番大事なのは
「自分の愛するクラブを嫌いにさせないこと」
だから。
もちろん、悔しさや至らなさは過分にあるけど。
あらためて、ご協力くださった方々には感謝しかない。
そして、
ディエゴ・フォルランとセレッソ大阪の関係が永遠につづきますように。
と切に願う。
ちなみに、
製作者・企画者の意図は上記だけれど、
みなさんにとってのディエゴ・フォルランとは?
セレッソ大阪とは?
というのを考えるきっかけの一助になればな、と思う。
最後に、
僕の行動は目立つ反面、実際日頃は何もしていないことを述べるとともに、
対称的に、
地道にほぼ毎日練習場でディエゴ・フォルラン選手を支え続けた、
と、ある女性に、心から敬意を表したい。
ではでは今日はこのへんで。